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神経を逆なでする最悪なシナリオ『最悪なる災厄人間に捧ぐ』感想

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ケムコから出ているノベルアドベンチャー。

久しぶりにここまで神経を逆なでするゲームをしました。バッドエンドに慣れている僕でも、もうやるの辞めてやろうかって思いながら最後まで読み進めました。ネタバレ厳禁なので触れない程度にレビュー。

設定が最悪

Nintendo Switch|ダウンロード購入|最悪なる災厄人間に捧ぐ
限りなく透明で残酷な"災厄世界系"ノベルADV

セカイ系とオフィシャルに書かれている通り、セカイ系です。つまり自分とその周りのごく少ない人間だけで世界の運命が決まってくる。ただこのゲームは特に少ない。登場人物は基本的に主人公とヒロインの二人のみだから。

しかもその設定は、自分も含めて人間を見ることが出来ない、透明人間しか見えなくなった主人公と、透明人間になってしまったヒロイン。

簡単にシナリオを説明すると、人間を見る、声を聞くことが出来ない主人公「豹馬」が、唯一見える人間「クロ」と出会い成長していく、ボーイ・ミーツ・ガール。

そんな簡単なもんじゃない。

透明人間のクロは他人から見たり、触れられたりすることは出来ないが、他人の姿を見たり、声を聞いたりすることはできることから、主人公豹馬の手助けをしながら生きていく。

展開も最悪

プレイしている時はちょっと設定詰め込み過ぎなんじゃないかと思いました。公式HPに書いてある範囲で言うと、パラレルワールド、都市伝説、謎の石版、、、

ただこうして感想を書きながら考えてみると、設定が詰め込みすぎというより、展開が詰め込みすぎです。めちゃめちゃ詰め込んだはずなのに凄い整合性は取れているし、投げっぱなし置いてけぼりにせず、丁寧に図説等で書ききって伏線もすべて回収しているので凄いんですが、疲れます。展開に次ぐ展開、裏切り、絶望と希望って感じです。

免疫が出来ている人じゃないと、体力が持たないと思います。どんとこい、しんどいの大好きだぜ!さようならを教えて!って人は楽勝だと思います。是非。そういえば関係ないけどクロスチャンネルとか、スワンソングとかやったな…。

文量も最悪

100万字超えらしい。普通にプレイして25時間くらいかかりました。長すぎやて。3000円のボリュームじゃないて。

先が気になって進めてはしまいますが、とにかく長い。丁寧すぎるのでは?と思うほどにテンポが悪い場面も多い印象です。豹馬とクロの日常のやり取りなどは、お世辞にも面白いとは思えませんでした。文章が読みづらいとかは全く無いんですが、しつこく感じてしまいました。

悪い言い方をすると退屈でストレスが貯まりますが、その分爆発力も強く、魂を揺さぶられることも多くありました。

個人的にはもう少しコンパクトに、スピード感を持たせ、テンポよく構成したほうが良いとは思いましたが、ありとあらゆる可能性を打ち出すシナリオや設定を徹底的に掘り下げた構成などはかなり良く出来てるなと思いました。えーと思いながら説得されてしまう、最悪なゲームでした。

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