RK2020と付き合っていく上で一番ハードルが高い事は、データ転送についてです。中華ゲーム機はエミュレータ機という性質ゆえに使いこなそうと思うとデータ転送は必須です
しかしこの端末はただUSB経由でPCに接続しても、microSDをPCにぶっ刺してもストレージの中身が見れません。というのも、この端末のOSはLinuxベースで作られていて、Linuxで基本的に使われているExt4というファイルシステムで構成されています。聞いたことも有るかもしれませんが、あのSDとかハードディスクとかにあるFat32とか、NTFSとか、そういうやつの一種ですね。
方法としてはWifiドングルを使用して接続する方法と、無理やり読み込む方法の二通りです。僕は無理やり読み込む方法の方を行っています。この方法はラズパイあたりの接続方法とも共通しているので、より知見が広がりますね。僕も勉強しながら学んでいます・・。
Linux File Systems for Windowsのダウンロード&インストール
ext4と接続を出来るソフトを色々試してみましたが、なんか上手く行かない中有料ソフトでありながら一応出来たのでご紹介します。ちなみに10日間無料、10日過ぎると転送速度が落ちながらも使用出来るソフトなので、ご安心を。

まず上記のリンクからDownloadをクリックし、ダウンロードが完了したlinuxwin_trial.msiをクリック。
何も難しいことは有りません。設定は何も変更せずにガイドどおりにインストールしましょう。
Linux File Systems for Windowsを起動

基本的に自動的に起動し、自動的にext4を認識するようになっているので問題は無いですが、使うときにはLinux File Systems for Windowsを立ち上げましょう。
RK2020(EMUELEC)のmicroSDをPCに接続

RK2020(EMUELEC)のmicroSDをPCに接続し、mountを押しましょう。するとドライブの場所を選択できると思うので、適当なアルファベットを選択し、マウントします。

無事エクスプローラに現れます。便利ですね。

これで自由にRK2020でデータの管理が出来ます。
ちなみにデータはromフォルダ内に細かくフォルダが出来ているので、そこに対応するデータを入れましょう。
RK2020(EMUELEC)のmicroSDをPCから取り外す
取り外す際には注意しましょう。必ず以下の順番で取り外しましょう。

- Linux File Systems for Windows上でunmountをクリック
- 「ハードウェアを安全に取り外してメディアを取り出す」からmicroSDを選択
- microSDを取り外す
上記の手順を守らないと最悪の場合データが壊れたりPCがおかしくなったりしますので、注意しましょう。
また他のLinuxファイルシステム転送ソフトをPCに導入している場合、上手く行かない可能性が有ります。というか僕は上手く行かなかったので、この方法を使いたい場合は他のソフトをアンインストールしちゃってください。
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